横浜銀行カードローンでお金を借りる方法

この記事では、横浜銀行カードローンの申込方法・借入方法、審査の流れについてまとめています。

横浜銀行といえば神奈川県内に多くの支店を持ち、預金額、貸出額ともにトップクラスの地方銀行です。

「はまぎん」の愛称でも親しまれていて、神奈川県に住んでいる方にとっては特に知名度が高いと思います。

そんな横浜銀行が扱うカードローンには、どのような特徴があるのでしょうか?

横浜銀行カードローンの特徴や基本的な商品スペックを紹介した上で、利用方法と審査の流れも確認していきましょう。

また、横浜銀行カードローンはどんな人に向いているのかについても最後にまとめました。

「普段から横浜銀行を利用していて気になっていた」「メガバンクなど別の銀行カードローンと比べてどうなのか知りたい」という方はぜひ参考にしてください。

横浜銀行カードローンはどんな商品?メリット・デメリットがよく分かる5つの特徴

まずは、横浜銀行カードローンがどのような商品なのかをチェックしていきましょう。横浜銀行カードローンのメリットとデメリットがよく分かる特徴を5つピックアップしました。

横浜銀行カードローンの特徴

  1. メガバンク、ネットバンクのカードローンに負けない金利の低さ
  2. カードローンの契約には横浜銀行の口座が必要
  3. 横浜銀行の営業エリア外からの申し込みは不可
  4. 月々の返済は最低2,000円から
  5. 窓口に来店不要で申し込める

人によって何をメリット(デメリット)と思うかは違うかもしれませんが、基本的に①、④、⑤はメリット、②、③はデメリットです。

横浜銀行カードローンに申し込むときは、これらのメリットに魅力を感じるか、デメリットが受け入れられるレベルのものかを考えてください。

これら5つの特徴について以下で詳しく解説していきます。

1. 横浜銀行カードローンの金利はメガバンク、ネットバンクに負けない低さ

カードローン選びで金利を重視する人は多いです。特に消費者金融ではなく銀行カードローンを選んでいるのですから、金利の低さは重要ですよね。

限度額ごとの細かい金利については後述しますが、横浜銀行カードローンの金利は年1.5%~14.6%とメガバンク、大手ネットバンクのカードローンと変わりません。

メガバンクと比較した横浜銀行カードローンの金利

基本的に大きな資本を持つメガバンク、人件費や店舗の設置にかかる費用などを浮かせられるネットバンクは金利を下げやすいでしょう。

ただ、地方銀行の中にも横浜銀行カードローンのようにメガバンク、大手ネットバンク並の金利を実現している商品もあるのです。

主要な銀行カードローンと金利・限度額を比較してみました。

横浜銀行カードローンと主要銀行カードローンの金利・限度額の比較

銀行カードローン 金利 限度額
横浜銀行カードローン 年1.5%~14.6% 最大1,000万円
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~14.5% 最大800万円
三井住友銀行 カードローン 年1.5%~14.5% 最大800万円
三菱UFJ銀行 バンクイック 年1.8%~14.6% 最大500万円
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0% 最大800万円

はじめての契約では上限金利が適用されるケースも多いため、もっとも高い金利に着目して比較しましょう。横浜銀行カードローンよりも低い金利の商品はありますが、大きくは変わりませんよね。

横浜銀行カードローンに関しては、地方銀行だから金利が高いなんてことはないので安心してください。

2. カードローンの契約には横浜銀行の口座が必要

銀行カードローンには、その銀行の口座を持っていないと契約できないものと、口座不要でカードローンだけを契約できるものがあります。

横浜銀行カードローンの契約には横浜銀行の普通預金口座が必要なので、契約手続きの前に口座開設を済ませないといけません。

銀行カードローンには銀行口座の開設が必要になることも

公式ホームページなどを見ると「口座がなくても申し込める」のように書かれているため勘違いしやすいですが、これは申し込みの段階では口座が不要という意味です。

カードローンの申し込みを行い、審査結果を確認してからでも良いので、口座開設を済ませないとカードローンは契約できません。

普段から横浜銀行を利用しているなら気にする必要はありませんが、口座を持っていない人は覚えておいた方が良いでしょう。

3. 横浜銀行の営業エリア外からの申し込みは不可

横浜銀行のような地方銀行のカードローンを多くの人におすすめしにくい理由でもあるのですが、横浜銀行の営業エリア内に自宅、または勤務先がない人は横浜銀行カードローンに申し込めません。

横浜銀行カードローンに申し込める地域

都道府県 自宅、または勤務先のある地域
神奈川県 全域
東京都 全域
群馬県 前橋市、高崎市、桐生市

神奈川県と東京都は全域が対象エリアですが、群馬県については上記3つの市に限られます。

例えば、埼玉県に住んでいて東京都内で働いている人、群馬県前橋市に住んでいて隣の伊勢崎市で働いている人などはこの条件を満たしています。

一方で、住居、職場ともに千葉県や埼玉県などにある場合は、横浜銀行カードローンへの申し込みができないのです。

住居か職場のどちらが上記エリア内なら良いのでそこまで厳しくはありませんが、全国からの申し込みはできないので注意してください。

おすすめの銀行カードローンの比較一覧

4. 月々の返済は最低2,000円から

横浜銀行カードローンは毎月10日が定例返済日(銀行休業日は翌平日の窓口営業日)です。そして、前の月の定例返済日後の借入残高に応じて、口座から引き落とされる金額が変わります。

例えば、2千円超10万円以下だと2,000円で、10万円超20万円以下は4,000円、20万円超30万円以下は6,000円と少しずつ返済額も増加する仕組みです。

残高スライド方式で返済するときの仕組み

このように借入残高によって月々の返済額は変動しますが、月2,000円からの返済はかなり余裕を持たせた設定です。

消費者金融のカードローンだと10万円の借り入れで月4,000円、月5,000円の返済も珍しくありません。自分のペースで余裕を持って返していきたい場合は、横浜銀行のような最低返済額を低めに設定しているカードローンの方が良いでしょう。

もちろん、定例返済とは別にATMなどから随時返済することもできます。早く返済した方が利息の節約になるので、余裕のある月は多めに返済するのがおすすめです。

5. 窓口に来店不要で申し込める

地方銀行のカードローンの中には、契約のために来店や郵送での手続きが必要なケースも多いです。実は、以前の横浜銀行カードローンは、口座を持っていない人は来店不要で契約できませんでした。

ですが、「口座開設アプリ」が誕生して、現在は横浜銀行口座を持っていない人もWEB契約できるようになったのです。口座を持っていない人は、カードローンの契約の前に専用アプリから口座開設の手続きを取ってください。

カードローンの申し込み後、すぐに口座開設の手続きを行うのがスムーズです。ただ、カードローンの審査に落ちてしまう可能性もあるので、不安な人は審査通過の連絡が来てから口座開設すると良いでしょう。

横浜銀行カードローンの申込条件

先ほど横浜銀行カードローンの居住地・勤務地制限についてはふれましたが、他にも次のような利用条件が設けられています。

横浜銀行カードローンの申込条件

  1. 契約時の年齢が満20歳以上69歳以下の方
  2. 安定した収入のある方、およびその配偶者の方(パート・アルバイト可、年収には年金も含みます。ただし、学生の申し込みはできません。)
  3. 以下の地域に居住、またはお勤めの方
    ・神奈川県内全域
    ・東京都内全域
    ・群馬県内の一部地域(前橋市、高崎市、桐生市)
  4. 保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス)の保証を受けられる方
  5. 横浜銀行および保証会社の個人情報の取り扱いに同意できる方

横浜銀行カードローンの審査に通るためには、上記すべての条件を満たす必要があります。審査に通るかどうかは申し込まないと分かりませんが一通り確認しておいてください。

例えば、未成年者や指定の地域外からの申し込みだと審査に通ることはないので、時間を無駄にしてしまいます。

もし審査に通るか不安なら横浜銀行のホームページで「お借り入れ3秒診断」をしてみましょう。年齢、年収、借入件数の3項目を入力すると、すぐに診断結果を出してくれます。

少ない情報での診断のため実際の審査結果と異なる場合もありますが、申し込みを検討するときの目安にはなります。

入力内容に問題がなければ「お借り入れ可能と思われます。」と表示されるので、その診断結果を確認してから申し込みに進んでください。

横浜銀行カードローンの金利と限度額

横浜銀行カードローンの金利は年1.5%~14.6%で、限度額は最大1,000万円です。具体的に何パーセントの金利になるのかは審査で決まる限度額によって変わります。

高い限度額になるほど、適用される金利は下がっていきますが、限度額100万円以下だと一律で年14.6%の金利です。

横浜銀行カードローンの金利と限度額を表にまとめました。

横浜銀行カードローンの金利と限度額

限度額 金利(年率)
100万円以下 14.6%
100万円超200万以下 11.8%
200万円超300万以下 8.8%
300万円超400万以下 6.8%
400万円超500万以下 4.8%
500万円超600万以下 4.5%
600万円超700万以下 4.0%
700万円超800万以下 3.5%
800万円超900万以下 3.0%
900万円超1,000万以下 2.5%
1,000万円 1.5%

カードローンをはじめて契約する場合、低めの限度額になりやすいため、多くの方は年14.6%の金利になるでしょう。

年1.5%という下限金利の適用には1,000万円の限度額が必要なので、この金利になる人は本当に一握りなのです。

上の表のように限度額に応じて金利は段階的に下がっていきますが、基本的には上限金利である年14.6%を目安にしてください。

先ほど見たようにメガバンクや大手ネットバンクのカードローンと比べても負けていない金利です。

横浜銀行カードローンの申込方法は4種類!24時間可能なWEBがおすすめ

横浜銀行カードローンのメリットとして来店不要で申し込める点を挙げましたが、次のような申込方法が用意されています。

横浜銀行カードローンの申込方法

  1. WEB
  2. 横浜銀行カードローン受付センター(電話)
  3. 郵送
  4. FAX

横浜銀行カードローンは窓口での受け付けを行っていないので、以上のような方法で申し込みましょう。

この中でもっともおすすめなのはWEBからの申し込みです。インターネットなら自分の都合の良い時間帯に手続きでき、パソコンだけでなくスマホからの申し込みもできます。

それぞれの申込方法について簡単に説明していきますが、基本的にはWEBから申し込めば間違いありません。

ちなみに、③郵送、④FAXは申込書が一緒になったリーフレットを事前に横浜銀行の店頭やATMコーナーで入手する必要があるので注意してください。

  1. WEB

    横浜銀行カードローンの公式ホームページから申し込む方法です。申し込みの段階では横浜銀行口座を持っていなくても大丈夫で、24時間いつでも手続きできます。

    申し込みフォームに氏名や連絡先、勤務先に関する情報などを入力していきましょう。時間や場所を問わず、スムーズに手続きできるもっともおすすめの申込方法です。

  2. 横浜銀行カードローン受付センター(電話)

    電話での申し込みを希望する場合は、横浜銀行カードローン受付センター(0120-458-014)へ連絡します。
    WEBと同様にすぐ申し込めますが、電話の受付時間が決まっているので注意してください。

    平日は9:00~20:00、土・日・祝日は9:00~17:00が受付時間です。(12/31~1/3を除く)
    パソコンやスマホの操作がどうしても苦手な方は電話での申し込みが早いかもしれません。担当者から審査に必要な項目を尋ねられるので、質問に答えていきましょう。

  3. 郵送

    横浜銀行カードローンリーフレット

    リーフレットを入手したら必要事項を記入していきます。記入内容に漏れ、間違いがないことをチェックしたら、切り取り線に沿って切り離し、のりしろの位置を貼り合わせた上でポストに投函します。

    切手は不要ですが、以前入手したリーフレットを使用するときは、記載されている「差出有効期間」を確認しましょう。その期間を過ぎたリーフレットは使用できないため、新しいものを入手するようにしてください。

    WEB、電話と回答する内容自体は変わらないものの、記入と郵送の手間がかかる点は大きなデメリットです。

  4. FAX

    郵送での申し込みと同じようにリーフレットを使用します。
    必要事項を記入したら、切り取り線から切り離してFAX(0120-114-224)してください。

    24時間受付ですが、事前にリーフレットを手に入れておく必要はあります。

    人によってはネットよりもFAXに慣れているかもしれませんが、インターネットも必要事項を入力していくだけなので難しくはないでしょう。

    繰り返しになりますが、基本的にはWEBからの申し込みがおすすめです。

横浜銀行カードローンの審査・契約の流れ

横浜銀行カードローンの申込方法を確認したところで、審査・契約の流れも見ていきましょう。

先ほど説明したようにいくつか申込方法がありますが、ここではWEBから申し込みをして、契約もネット上で済ませる流れを説明していきます。

横浜銀行カードローンの審査・契約の流れは次の通りです。

横浜銀行カードローンの審査・契約の流れ

  1. 申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 審査結果の連絡
  5. 契約手続き
  6. カード発行・送付
  7. カード受け取り

横浜銀行など銀行の扱うカードローンは即日融資ができません。

正式な審査結果の連絡があった後に契約を済ませて、カード発行の手続きに入るのはどんなに早くても翌営業日です。

また、銀行カードローンは消費者金融に比べて審査に時間がかかるため、カードを受け取るまでは1週間程度の期間を見ておきましょう。

それぞれの工程について以下で詳しく説明していきます。

  1. 申し込み

    横浜銀行カードローンのホームページから申し込みを進めていきます。
    申し込みボタンを押すと、確認事項、個人情報の同意事項などが表示されるので、それらを読んだ上で申し込みフォームに進んでください。

    カードローンを契約するまでには横浜銀行口座が必要ですが、申し込みは口座不要で行えます。
    事前に口座開設する必要はないので、口座を持っていない方もこの手順で進めて大丈夫です。

    申し込みフォームに必要事項を入力していき、入力内容をしっかり確認してから、申し込みを確定させましょう。

  2. 必要書類の提出

    申し込みデータが横浜銀行に行くと、SMS(ショートメッセージサービス)で書類提出に関する案内が届きます。

    記載されている内容に従って、必要書類をアップロードで提出しましょう。(必要書類の提出は郵送・FAXも可能です。)

    横浜銀行カードローンの必要書類

    本人確認書類 氏名、住所、生年月日が記載されている有効期限内もしくは現在有効な以下のいずれかの書類が必要になります。
    ・運転免許証(表・裏の両面)
    ・マイナンバーカード(表面のみ)
    ・在留カード(永住権の記載があるもの)
    ・特別永住者証明書
    ・パスポート ※1
    ・健康保険証+住民票または公共料金などの領収書の写し ※2
    収入証明書 希望限度額が50万円を超える場合は以下のいずれかの書類が必要になります。
    ・源泉徴収票
    ・納税証明書(税務署の発行印があるもの)
    ・確定申告書(税務署の発行印があるもの)
    ・住民税決定通知書(市区町村長の発行印があるもの)

    ※ 公共料金などの領収書の写しは現住所の記載があるものに限ります。

    ※1 住所記入欄があるものは顔写真および住所記載のページ、住所記入欄がないものは顔写真ページ+住民票または公共料金などの領収書の写しを提出してください。

    ※2 氏名、現住所および被保険者・被扶養者のページ、カード型の場合は表・裏の両面を提出してください。

  3. 審査

    申込内容、提出した書類の審査に加えて、信用情報の照会、在籍確認、警察庁データベースの照会なども実施されます。

    返済能力は保証会社によって審査され、保証を受けられる場合は銀行による最終判断という流れになります。

    インターネットなどからの申し込みは24時間可能ですが、審査が進むのは銀行の営業日のみです。土・日・祝日などの銀行休業日は審査が進まないので注意してください。

  4. 審査結果の連絡

    正式な審査結果の連絡は警察庁データベースの照会結果が回答されてからになります。

    これは2018年1月からすべての銀行で開始された仕組みで、反社会的な組織と関連がないかを警察庁のデータベースでチェックされます。照会結果を銀行が把握するのに1営業日以上かかり、申込者への審査結果の連絡はこの後になるのです。

    審査結果は希望の番号(携帯・自宅・職場)への電話連絡になります。自宅や職場だと電話に出られない可能性もあり、周りに人がいると話しにくいので、携帯電話の番号を指定すると良いでしょう。

    最短で申し込みの翌日に電話がありますが、受付時間・審査状況によっては数日かかります。横浜銀行から電話がかかってくるのを焦らずに待ってください。

  5. 契約手続き

    横浜銀行カードローンの審査に通ったら契約手続きに入ります。口座を持っていない場合は、この契約手続きの前に口座開設してください。

    スマホで横浜銀行の「口座開設アプリ」をダウンロードすれば、アプリ経由で口座開設を申し込めます。(受付後、指定の番号へ確認の電話があります。)

    カードローン契約の準備ができたら、以下のいずれかの方法で契約の手続きをしましょう。

    WEB:審査結果の連絡時に伝えられる専用サイトから手続きする。
    郵便:自宅に届く契約書類に必要事項を記入して返送する。
    FAX:ダウンロードした契約書類に必要事項を記入してFAXする。

    契約もWEB上で行え、ネットからの手続きがもっともスピーディです。WEB契約の案内もSMSで届くため、その指示に従って手続きしてください。

    また、希望者は契約手続き完了後、すぐに振り込みで融資を受けることもできます。

    最短翌日で利用できて、ローンカード受け取り前にお金を借りられますが、契約の時間帯によっては翌平日の窓口営業時間内の振り込みになります。

  6. カード発行・送付

    契約後、ローンカードが発行されて、自宅に簡易書留で郵送されます。

    横浜銀行カードローンは最短翌日で審査結果を連絡してくれますが、カードが届くまでには1週間程度かかるでしょう。
    前述の通り、契約と同時に振込融資を受けられるサービスもあるので、急いでいる人はこのサービスを利用してください。

  7. カード受け取り

    ローンカードは簡易書留で送られてくるため同居する家族の受け取りも可能です。

    銀行からの郵送物なのでカードローンだとバレるリスクは低いものの、郵送物を回避することはできません。

    横浜銀行カードローンは横浜銀行ATMだけでなく、全国の提携する金融機関のATMでも借り入れできます。ATMでの借り入れはカードを受け取ってからになるので、申し込みから1週間程度はかかると思ってください。

横浜銀行カードローンの審査について詳しくチェック

横浜銀行カードローンの借入方法

横浜銀行カードローンの申し込みには地域の制限がありますが、ローンカード自体は全国で利用できます。

そのため、別の地域に引っ越した場合や出張先・旅行先でも、近くにあるATMで借り入れできるのです。

また、横浜銀行のインターネットバンキング「はまぎんダイレクト」を契約しておき、ネットから手続きすれば、自身の横浜銀行口座で振込融資を受けることもできます。

横浜銀行カードローンは振込融資にも対応している

横浜銀行カードローンはローンカードを利用する、もしくはネットバンキングでの借り入れになるので、都合の良い方法でお金を借りてください。

横浜銀行カードローンは全国のATMで利用可能

先ほどもいいましたが、横浜銀行カードローンは全国のATMで利用できます。ただし、提携金融機関のATMを利用する場合は手数料がかかることもあるので注意してください。

横浜銀行カードローンで借り入れできるATM

ATM 手数料 利用可能時間帯
横浜銀行ATM 無料 0:00~24:00
セブン銀行ATM 無料 0:00~24:00
ローソン銀行ATM 無料 0:00~24:00
イーネットATM 無料 0:00~24:00
イオン銀行ATM 無料 0:00~24:00
その他、提携金融機関ATM
(全国の銀行・信用金庫)
有料
(提携先所定の手数料)
提携先によって異なる

※ ATMによっては利用できない時間帯もあります。

横浜銀行ATM

横浜銀行ATMは平日、土・日・祝日ともに24時間、手数料無料で使えます。

横浜銀行の店舗の他に駅構内などにも設置されていて、神奈川県内に住んでいる人、勤務先がある人にとっては利用しやすいでしょう。

基本的に借り入れは1,000円以上、1,000円単位ですが、一部の硬貨を扱えるATMだと硬貨による返済は可能です。

提携金融機関ATM(コンビニ、銀行など)

横浜銀行カードローンは、コンビニなどに設置されているセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットATM、イオン銀行ATMに加えて、全国の銀行や信用金庫など提携金融機関のATMでも借り入れできます。

ただし、イオン銀行ATMの利用時間帯は8:00~21:00で、コンビニ以外の全国の銀行や信用金庫などのATMは所定の手数料がかかります。

1回あたりの手数料は数百円ですが、できるだけ手数料が無料のATMを利用しましょう。

はまぎんダイレクト(インターネットバンキング)にも対応

横浜銀行のインターネットバンキング「はまぎんダイレクト」を登録して、カードローン用口座をサービス利用口座に追加すれば、ネットバンキングでカードローンの借り入れができるようになります。

金額は一円単位で指定できて、原則24時間対応です。カードローンの契約、口座開設とは別にネットバンキングの利用登録と設定が必要なので、事前に手続きを済ませておきましょう。

手数料は無料で、横浜銀行口座からの引き落としならネットの手続きだけで必要な金額を借りられて便利です。

ただし、消費者金融のネットキャッシングサービスのように振込先の金融機関を選ぶことはできません。

自身の横浜銀行口座への入金になるので、現金が必要な場合、別の口座に移動したい場合は、キャッシュカードで引き出すなどしてください。

横浜銀行カードローンの返済方法

横浜銀行カードローンの返済方法についても簡単に確認しておきましょう。

横浜銀行カードローンは毎月10日が定例返済日で、自身の横浜銀行口座から借入残高に応じた金額が引き落とされます。

自動的に引き落とされるので自身で返済する必要はありませんが、返済日までにお金を口座に用意しておいてください。

引き落とし額は前月の定例返済後の借入残高によって決まり、例えば、10万円以下の借り入れなら月々の返済は2,000円からです。

また、定例返済とは別に随時返済することもできます。横浜銀行カードローンは月々の返済額が少なく設定されていて、定例返済だけでは借入残高がなかなか減りません。

随時返済すれば早く借入残高を減らせ、利息の節約にもなりおすすめです。随時返済には、ATMでローンカードを使うか、インターネットバンキングを利用しましょう。

もし月々いくらの返済になるのか不安なら、横浜銀行のホームページで返済シミュレーションをしてみてください。簡易的な返済計画表をすぐに表示してくれます。

横浜銀行カードローンはどんな人におすすめ?

横浜銀行カードローンのメリット・デメリット、利用方法などを見てきました。どのような特徴を持つカードローンなのかご理解いただけたでしょうか?

ここでは、横浜銀行カードローンはどのような人におすすめなのかをまとめていきます。

横浜銀行カードローンに向いている人

  • 横浜銀行に口座を持っている方
  • 融資を急いでいない方
  • 配偶者に安定した収入がある専業主婦の方
  • おまとめや借り換えに利用する方

横浜銀行に口座を持っている方

横浜銀行カードローンの契約には横浜銀行の口座が必要なので、普段から利用している人はスムーズに契約しやすく、候補の1つになるでしょう。

一方で、口座開設アプリなどで口座を持っていない状態からの契約もしやすくなりましたが、やはりカードローンのためだけに口座を開設するのは面倒です。

横浜銀行カードローンのスペックはメガバンク、大手ネットバンクと変わりません。つまり、メガバンクと大手ネットバンクの口座開設不要の商品なら、同じような貸付条件で、もっと便利にカードローンを利用できるのです。

現時点で横浜銀行口座を持っていない方は、口座がなくても契約できるタイプの銀行カードローンを選んでも良いかもしれません。

例えば、楽天銀行スーパーローンは口座不要でカードローンだけを契約できておすすめです。

融資を急いでいない方

横浜銀行カードローンは最短翌営業日の融資ですが、カードを郵送で受け取る都合上、ATMでの利用までは1週間程度かかるでしょう。

そもそも銀行カードローンの審査は時間がかかるため、すぐに借りたい人には向きません。横浜銀行カードローンに申し込むなら、審査に時間がかかることも考慮して、1週間くらいの余裕を持ってください。

例えば、三井住友銀行 カードローンであれば、最短即日で審査回答が得られ、ローン契約機でカード発行できます。※ 申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合があります。

少しでも早くローンカードを受け取れる銀行カードローンを探しているなら、このようなローン契約機のある金融機関が良いです。

また、即日融資を希望する方は、消費者金融を選んでください。

大手消費者金融なら、最短3分~20分審査で、即日融資にも対応してくれます。(時間帯・審査状況によっては翌営業日以降の審査回答になります。)

配偶者に安定した収入がある専業主婦の方

消費者金融に関しては本人に収入のない専業主婦への融資が法律で禁止されており、多くの銀行も専業主婦を融資対象から外しているのが現状です。

ただし、一部の銀行は配偶者に安定した収入があることを条件に、専業主婦の申し込みも受け付けてくれます。

記事前半の申込条件でも見たように、横浜銀行カードローンは安定した収入がある人の配偶者も申込可能です。

専業主婦からの申し込みも受け付けている銀行は多くありません。

審査はあるので融資を受けられない可能性もありますが、カードローンを契約したい専業主婦の方は、口座開設が必要だとしても申し込みを検討する価値が十分にあるでしょう。

おまとめ・借り換えに利用する方

基本的にカードローンは事業性資金以外なら自由に利用できます。ですが、借り換えやおまとめ目的での利用を嫌がる金融機関もあるので注意が必要です。

横浜銀行カードローンは、公式ホームページにも「リボ払いや他のローンなどをおまとめできる」という旨が記載されているので安心してください。

高額なおまとめや借り換えの審査は厳しいですが、「おまとめだと利用できない」「借り換えだと審査に落ちる」なんてことはありません。

また、1つにまとめることで金利が下がったり、月々の負担が軽減されたりする場合もあります。

横浜銀行カードローンは低金利で、月々の返済額も少なめに設定されているので、ゆっくり完済していきたい人には特におすすめです。

横浜銀行カードローンでおまとめ・一本化する方法

横浜銀行が扱うその他のカードローン

横浜銀行は「横浜銀行カードローン」の他にも、次のようなカードローンを取り扱っています。

  • バンクカードローン
  • バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)

どのカードローンに申し込めば良いのか迷った人もいるかもしれませんが、基本的には「横浜銀行カードローン」を選ぶと良いでしょう。

上記の商品は少し金利が低めに設定されているものの、少額利用向けの商品と住宅ローン契約者専用商品なので、使い勝手は良くありません。

横浜銀行が扱うカードローンの比較

商品名 金利(年率) 限度額
横浜銀行カードローン 1.5%~14.6% 10万円~1,000万円
バンクカードローン 13.6% 10万円~50万円
バンクカードローン
(住宅ローン利用者専用)
4.5%~11.5% 50万円~500万円

バンクカードローン

バンクカードローンは、横浜銀行のキャッシュカードとローンカードが一体になった商品です。以前は最大300万円までの限度額でしたが、現在は最大50万円、金利は一律で年13.6%になりました。

横浜銀行口座からの公共料金などの引き落としで残高不足になる場合、自動的に借り入れで不足分を補うことができて、この点は横浜銀行カードローンにないサービスです。

ただし、限度額はかなり低く、金利が下がることもない点はデメリットになるでしょう。

「すぐに借りる予定はないけど、念のため、キャッシュカードにローン機能を付けておきたい」という場合は良いかもしれませんが、より低い金利で利用できる可能性がある横浜銀行カードローンをおすすめします。

バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)

横浜銀行で住宅ローンを利用している人だけが契約できるバンクカードローンです。(フラット35、独立行政法人住宅金融支援機構融資は対象外)

そもそも利用できる人が限られてはいますが、上限金利は横浜銀行カードローンよりもかなり低く設定されています。

もし利用条件を満たすなら申し込んでも良いかもしれません。また、すでに住宅ローンを完済している人は利用できないので注意してください。

【まとめ】横浜銀行カードローンは低金利でWEB契約も可能!口座開設と申し込める地域に注意

横浜銀行カードローンはメガバンク、大手ネットバンクの商品と比べても、金利や限度額で負けてはいません。

また、おまとめにも利用でき、専業主婦も申し込める点は他の銀行にはあまりない特徴なのでメリットになるでしょう。

ただし、地方銀行ということもあり、全国からの申し込みは受け付けていません。住居や勤務先が神奈川県、東京都、群馬県の一部地域(前橋市、高崎市、桐生市)にないと申し込めないので注意が必要です。

加えて、申し込みの段階では口座不要ですが、審査に通りカードローンを契約するまでには横浜銀行の口座が必要になります。口座を持っていない方は専用アプリから手続きしてください。

口座開設の手続きを済ませておけば、申し込みだけでなく、カードローンの契約もWEB上で行えます。

地方銀行のカードローンの中ではハイスペックな方ですが、申し込める地域に制限があったり、横浜銀行口座が必要だったりとデメリットもあります。ぜひこの記事で紹介した特徴も参考にしながら、申し込むカードローンを決めてください。

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