レイクは有名な消費者金融カードローンの1つなので、ローンをまとめたい方の中には「レイクでもおまとめローンを扱っているのかな?」と考える人もいると思います。
そこで今回は、レイクにおまとめローンはあるのか、また、通常のカードローンをおまとめや借り換え目的で使うことはできるのかについて説明していきます。
複数の借り入れがあり、返済に困っているという方はぜひおまとめの参考にしてください。
目次
レイクにはおまとめローンがない?
おまとめローンは複数の借り入れを1つにまとめて返済の負担を軽減するための商品ですが、レイクにおまとめローンはありません。
実は、以前まではおまとめに利用できる商品を扱っていたのですが、現在は新規での申し込みをいっさい受け付けていないので注意してください。
過去に扱われていた「貸金業法に基づく完済応援プラン(借換えプラン)」の商品概要
過去に取り扱っていたのは「貸金業法に基づく完済応援プラン(借換えプラン)」という商品です。
2011年9月30日以前から契約のあった既存会員向け商品でしたが、現在は既存会員からの申込受付も終了しています。
申し込むことはできないので、簡単に商品の概要だけ説明します。
貸金業法に基づく完済応援プラン(借換えプラン)
金利(実質年率) | 13.0%~17.0% |
---|---|
限度額 | 最大300万円 |
返済期間 | 最長8年・最大96回 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
借換えプランは通常のカードローンよりも上限金利が低めに設定されていますね。ただし、限度額は最大でも300万円までということもあり、下限金利は年13.0%です。
貸金業法にもとづくおまとめローンなので月々の返済額は減らせますが、現在も申し込める他社のおまとめローンと比べて金利は高めだといえるでしょう。
SBI新生銀行グループで扱われているおまとめローン
説明した通りレイクに新規申込できるおまとめローンはありません。
ただし、レイクを展開する新生フィナンシャル株式会社が属するSBI新生銀行グループ内には、おまとめローンを扱っている消費者金融もあります。
それが新生パーソナルローン株式会社の取り扱う「かりかエール」という商品です。
レイクの公式ホームページでも、同グループのおまとめローンとしておすすめされています。
新生パーソナルローンでは「ノーローン」というカードローン商品が有名ですが、かりかエールについても新規申込が可能です。(一般カードローンについては2020年6月末で新規契約受付を停止予定)
新生パーソナルローンとの契約がある人でも、契約がない人でも申し込めるので、おまとめローンを考えている方にとっては1つの選択肢になるでしょう。
貸金業法にもとづくおまとめローン「かりかエール」
金利(実質年率) | 10.5%~18.0% |
---|---|
限度額 | 10万円~400万円 |
返済期間 | 最終借入日より最長8年(返済回数:2~96回) |
返済方式 | 元利均等方式 |
申込対象者 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
レイクのカードローンで借り換えることはできない?
ここまで見てきたようにSBI新生銀行グループ内にはおまとめローンはあるものの、現在は、レイクでおまとめローンは扱われていません。
レイクで扱われている商品は、通常のカードローンだけです。
そこで「カードローンを借り換えに使うことはできないの?」と考える人もいると思います。
レイクといえば選べる無利息期間が有名なので、無利息期間を活用して借り換えを行おうと思う人も少なからずいるでしょう。
レイクのカードローンを借換目的で利用することは認められているのでしょうか?
レイクのカードローンは資金使途が原則自由
カードローンの資金使途は原則自由とされていますが、原則なので、いくつかの例外もあります。
例えば、事業性資金、投機資金としての利用は禁止です。
事業性資金を借りるのであれば、専用のビジネスローンなどを利用する必要があります。
では、他社借入の借り換えに利用するのは良いのかというと、実は推奨されていません。
別の貸金業者に返済するためのお金を貸してしまうと、自社への返済が滞る危険性があるためです。
また、レイクのカードローン総量規制の対象であるという点も重要です。
レイクのカードローンは総量規制対象
総量規制とは貸金業者の行う融資に適用されるルールです。
過剰貸付により返済能力を超えた融資になるのを防ぐ目的で、顧客への融資額が(他社借入を含む)年収の1/3を超えないように制限しています。
つまり、年収450万円の人は、最大でも150万円までの融資になるように貸金業者側が注意しなければいけないのです。
通常のカードローンは総量規制の対象になるため、借り換えに利用するのには適しません。
「他社借入の残高+新規借入希望額」が年収の1/3を超えるのであれば、たとえ借り換えのために新規契約を希望しているとしても審査に通ることはないです。
その一方で、貸金業法にもとづくおまとめローンに関しては、顧客にとって一方的に有利になる借り換えとなり総量規制の例外に該当します。
このような理由からも、消費者金融のカードローンを借り換えの目的で利用するのは推奨されないのです。
レイク以外でカードローンの借り換えにおすすめの方法
レイクにおまとめローンはなく、通常のカードローンも借り換えに利用できないとすると、他にどのような方法を取ることができるのでしょうか?
検討すべきなのは、主に次の2つの方法です。
借り換えにおすすめの方法
- 別の消費者金融で貸金業法にもとづくおまとめローンを利用する
- 銀行カードローンによる借り換えを行う
1. 別の消費者金融で貸金業法にもとづくおまとめローンを利用する
レイク以外にも消費者金融はあるので、おまとめローンを希望する人は別の貸金業者の商品を検討すると良いでしょう。
大手だとプロミス、アイフルの2社で、貸金業法にもとづくおまとめローンを扱っています。
大手消費者金融の貸金業法にもとづくおまとめローン
おまとめローン | 金利(実質年率) | 最大限度額 |
---|---|---|
プロミス おまとめローン | 6.3%~17.8% | 300万円 |
アイフル おまとめMAX・かりかえMAX | 3.0%~17.5% | 800万円 |
これらの商品は貸金業法にもとづくものなので、総量規制対象外になります。そのため、年収の1/3を超える融資にも対応できるのです。
基本的に貸金業法にもとづくおまとめローンでは、月々の返済額が下がるため、月単位での負担が軽減されます。
また、金利に関してはおまとめ前よりも高くなることはありませんが、どのくらい下がるかは商品や審査結果によります。
ですが、おまとめ後の返済計画によっては、完済までの期間が長くなり返済総額が増えてしまうケースもあるので注意してください。
プロミスのおまとめローンを詳しく!
アイフルおまとめローンを詳しく!
適用金利を下げて利息を軽減するという意味では、次に紹介する銀行カードローンが向いているでしょう。
2. 銀行カードローンによる借り換えを行う
カードローンの利息を軽減するためには金利を下げることがポイントです。
利息は1日単位で加算されるため返済期間を早めることでも利息の総額を減らせますが、まずは金利を下げることが重要でしょう。
借り換えに利用できる大手銀行カードローンの金利と限度額を表にまとめました。
借り換え向きの主な銀行カードローン
銀行カードローン | 金利(実質年率) | 最大限度額 |
---|---|---|
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 800万円 |
三井住友銀行 カードローン | 1.5%~14.5% | 800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8%~14.6% | 500万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 |
銀行カードローンは利息の負担を軽減しやすい
例えば、大手ネットバンクの楽天銀行が扱う楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9%~14.5%です。
金利の上限、下限を見ると先ほどの消費者金融の商品と比べても良い貸付条件だと分かりますね。
このように銀行カードローンによる借り換えでも、十分に利息の負担を軽減することができるのです。
「返済専用の商品ではないこと」「審査は消費者金融よりも厳しめであること」などに注意する必要はありますが、銀行カードローンは金利面でのメリットが大きいといえるでしょう。
借り換えに利用できるだけの十分な限度額がある
借り換えを行うときは限度額も重要になりますが、実は、消費者金融のおまとめローンよりも通常のカードローンの方が限度額は高い傾向にあります。
大手消費者金融のおまとめローンに関していえば、アイフルのおまとめMAX・かりかえMAXは最大800万円ですが、プロミスのおまとめローンは最大でも300万円です。
300万円と聞くと少し心許なく感じる人もいるのではないでしょうか?
その一方で、銀行カードローンであれば最大500万円~800万円ほどの融資に対応できる商品がたくさんあります。
いくらの金額で契約できるのかは審査で決まりますが、借り換えに利用できるだけの十分な限度額があるのです。
銀行カードローンも1週間程度で融資を受けられる
「銀行は審査が遅い」というイメージがあるかもしれませんが、大手銀行なら1週間程度で融資を受けられる場合が多いです。
銀行カードローンは即日融資にこそ対応していないものの、基本的には2~3営業日で審査結果が出ます。
その後、ローンカードの郵送などもあるため1週間、土・日・祝日などを挟むともう少しかかることもありますが、融資スピードはそこまで遅くありません。
借り換えを考えているのであれば、融資スピードよりも、返済の負担を軽減できるのかが重要になるでしょう。
いくらスピーディに借り換えできても、返済の負担が軽減されないなら意味がありません。銀行カードローンによる借り換えを希望する方は、その点も踏まえて商品を選ぶようにしてください。
【まとめ】レイクにおまとめローンはない!返済の負担を減らすなら銀行カードローンがおすすめ
現在、レイクでは貸金業法にもとづくおまとめローンを扱っていません。
既存会員向けのおまとめローンはありましたがその申込受付も終了しており、公式ホームページを見ても、同じグループ内の消費者金融である新生パーソナルローンが扱うおまとめローン「かりかエール」がおすすめされています。
他だとプロミス、アイフルではおまとめローンを扱っているので、消費者金融でのおまとめを希望する人はこれらの商品が選択肢になるでしょう。
ただし、消費者金融のおまとめローンは、低金利ではありません。
以前の金利より高くなることはありませんし、月々の返済額が下がる点もメリットで、返済専用の商品なので着実に借入残高を減らしていけるという安心感はあるものの、貸金業法にもとづく商品だからといってとても良い貸付条件で契約できるというわけではないのです。
そこであわせて検討してほしいのが、銀行カードローンによる借り換えです。
銀行カードローンは消費者金融の返済専用商品と比べても金利が低く設定されているものが多いので、より利息を減らせる可能性があります。
そのため、まずは低金利な銀行カードローンを考え、審査が厳しいようであれば次に消費者金融の商品を検討すると良いでしょう。
レイクにおまとめローンはありませんが、別の選択肢はいくつもあるのでぜひ検討してみてください。
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