
PayPay銀行 カードローン(旧ジャパンネット銀行カードローン)の限度額は最大1,000万です。
たくさんあるカードローンの中でも大きな最大限度額が特徴ですが、契約者ごとの限度額については審査によって決定されます。
そのため、「限度額いっぱいまで借りてしまった…」「もしもに備えてもっと大きい枠が欲しい!」なんて人もいるのではないでしょうか?
そんなときは、PayPay銀行 カードローンの限度額を増額するという手があります。増額にも審査がありますが、その結果次第では今よりも大きな金額を借りられるようになります。
この記事ではPayPay銀行 カードローンの限度額を増やす方法についてまとめました。
「増額審査に通るためのポイント」「増額審査にかかる時間」「増額審査を受けるときの注意点」「増額審査に落ちたときの対処法」なども解説するので、 PayPay銀行 カードローンで増額を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
- PayPay銀行 カードローンで限度額を増額する方法
- 増額するよりも別のカードローンに申し込んだ方が確実?
- PayPay銀行 カードローンの限度額を増額するメリット
- PayPay銀行 カードローンの増額審査に通過するポイント
- PayPay銀行 カードローンの増額審査と信用情報・総量規制の関係
- PayPay銀行 カードローンの増額審査にかかる時間
- PayPay銀行 カードローンで増額審査を受けるときの注意点
- PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちたらどうすれば良い?
- PayPay銀行 カードローンの利用限度額・増額に関するよくある質問
- 【まとめ】PayPay銀行 カードローンの増額はネットでカンタン申し込み!すぐ・お得に借りるなら他社も検討しよう
PayPay銀行 カードローンで限度額を増額する方法
PayPay銀行 カードローン(※1)の限度額を増額する場合、公式スマホアプリもしくはWebから申し込みをしましょう。
すでにPayPay銀行のローンアプリをインストールしている人は、アプリから手続きするのがスムーズです。もちろん、PayPay銀行の会員ページ(※2)にログインして、増額を申し込むこともできます。
PayPay銀行 カードローンの限度額の増額手順
- PayPay銀行のローンアプリにログインする
- ホーム画面などから「メニュー」を選択する
- 「増額審査申し込み」を選択する
- 画面の案内に従って必要事項を入力する
- 審査結果がメールで通知される
- 審査完了後、限度額の変更が行われる
※ メールアドレスや勤務先などの登録情報に誤りがある場合、増額申請の受け付けができないケースもあります。最新の情報になっていることを事前に確認してください。
どちらから申し込むかで多少画面は異なりますが、自身の会員情報でログインしたら、メニューから「増額審査申し込み」を選択してください。そこから、増額の希望額、審査結果の希望連絡先など画面に従って必要事項を入力していきます。
PayPay銀行 カードローンを新規申込したときよりも、入力する項目はかなり少ないですね。あとは、審査結果がメール・電話でお知らせされるので、その連絡を待ちましょう。
無事に通過できると審査で決まった金額に限度額が変更されて、その金額までなら自由に借り入れできます。

限度額いっぱいまでキャッシングしていて、利用可能枠がなかった人も、増額の手続きが完了すればまた借りられるようになるぞ。増額審査に通ったなら会員ページの契約内容照会画面で「ご利用限度額」や「お借入可能額」を確認してみてくれ。
※1 旧カードローン、クレジットラインなど過去の取扱商品を契約している方は、カードローンの切り替えが必要です。PayPay銀行のホームページから切替申込をしてください。
※2 Webから増額を申し込む場合は、Welcome Pageの「ローン」タブから手続きしてください。
増額するよりも別のカードローンに申し込んだ方が確実?
PayPay銀行 カードローンの限度額が足りなくなった場合、まずは増額を検討すべきです。ただし、増額審査を受けるのにはリスクもあります。
詳しくは後述しますが、増額の審査は限度額を見直すための審査なので、そのときの状況次第では限度額が減額されてしまいます。人によっては、残っていた借入枠さえも利用できなくなってしまうでしょう。
そもそも最初に決まった限度額を増やすのは、カードローンを新規契約するときの審査よりも基準が厳しくなります。
増額が認められないだけでなく、限度額が下がってしまうリスクもあるので、「今の限度額を減らしたくない」「増額審査に自信がない」「また無利息期間を利用したい」という人は別のカードローンへの新規申込も検討してみてください。
例えば、プロミスのような消費者金融なら最短3分で審査結果が出るだけでなく、はじめて利用する場合は初回借入の翌日から30日間の利息が0円になります。(メールアドレス、Web明細の登録が必要です。お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)
消費者金融のカードローンには新規契約者のための無利息期間のある商品が多いですし、申し込みから融資までが非常にスピーディです。
また、増額による金利の引き下げを狙っている人もいると思いますが、増額が認められても、金利は据え置きというケースもあります。それなら、銀行ならではの金利で借りやすい楽天銀行スーパーローンなどを新規契約する方が確実でしょう。
リスクもある増額にはこだわらずに、このようなカードローンに新規申込してはどうでしょうか?
PayPay銀行 カードローンの限度額を増額するメリット
前述のとおり、カードローンの限度額不足は、別のカードローンを新規で契約することでも解決できます。
ただし、契約中のカードローンを増額するのにもメリットがあります。
PayPay銀行 カードローンの限度額を増額するメリット
- 借入件数を増やさずに追加借入できる
- 限度額に応じた金利への引き下げも期待できる
どちらが良いかは人によって異なるので、これらのメリットを確認したうえで、「増額を目指すべきか?」「別のカードローンを新規で契約する方が良いのか?」を判断してください。
借入件数を増やさずに追加借入できる
PayPay銀行 カードローンの利用限度額を増額するメリットのひとつは、「借入件数を増やすことなく追加借入できること」です。
ローンやクレジットカードなどの審査では信用情報が利用されています。
信用情報にはカードローンの利用状況も登録されていて、「複数社から借り入れがある場合」「他社借入の金額が多い場合」は、返済能力が低く評価され、審査に落ちやすくなります。
限度額の増額後、追加借入するのであれば借入残高は増えますが、借入件数は増えません。
例えば、A社1社で80万円を借りている人よりも、A社で40万円、B社で30万円、C社で10万円のように複数のローンを組んでいる人の方が審査では不利です。
もちろん、どのくらいの影響があるかはその人の返済能力、審査する金融機関の方針などにもよります。しかし、少額でも借入件数が増えると、多重債務とみなされやすくなります。
借入件数の増加は返済管理も面倒にするので、できるだけ借入件数は増やさないようにしましょう。
他社借入がカードローン審査に与える影響については以下の記事で詳しく解説しています。
他社借入があってもお金を借りる方法!他社借入金ありでもカードローン審査に通るコツ
限度額に応じた金利への引き下げも期待できる
「金利の引き下げの可能性があること」もPayPay銀行 カードローンで限度額を増額するメリットです。
基本的にカードローンの金利は限度額に応じて決まる仕組みなので、増額後、新たな限度額に応じた金利まで引き下げられるケースもあります。
カードローンは限度額が高額になると、適用される利率は下がる仕組みで、PayPay銀行 カードローンの場合は以下のように限度額ごとに一律の金利が決められています。
PayPay銀行 カードローンの限度額と金利
利用限度額 | 適用される金利 |
---|---|
1,000万円 | 年1.59% |
900万円以上1,000万円未満 | 年3.0% |
800万円以上900万円未満 | 年3.5% |
700万円以上800万円未満 | 年4.0% |
600万円以上700万円未満 | 年5.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.5% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
300万円以上400万円未満 | 年6.5% |
250万円以上300万円未満 | 年8.0% |
200万円以上250万円未満 | 年10.0% |
150万円以上200万円未満 | 年12.0% |
100万円以上150万円未満 | 年15.0% |
100万円未満 | 年18.0% |
PayPay銀行 カードローンを借り換えに利用する場合など、まとまった金額を借りるケースでは特に金利が重要になるので、限度額ごとの適用利率を確認しておきましょう。
例えば、限度額80万円で金利が年18.0%の人も、増額によって限度額が100万円になると年15.0%、150万円になると年12.0%のように金利は下がっていくのです。
ただし、一定の金額以上にならないと金利は変わらないので、増額できても金利はそのままというケースもあります。増額の審査でいっきに何十万円も限度額が引き上げられるケースは多くありません。
それなりに限度額を増やすには、「前回の審査よりも年収が大幅に増えている」「アルバイトから正社員になった」などの大きな変化が必要です。
「増額すると金利が下がることもある」くらいに考えましょう。

限度額を増額したからといって、無理に借りる必要はないぞ。すぐに追加借入する必要がないケースでも、金利の引き下げを目指して、増額審査を受けてみても良いじゃろう。
PayPay銀行 カードローンの増額審査に通過するポイント
PayPay銀行 カードローンの限度額を増やすには、審査を受けて通過しないといけません。
基本的な審査内容は新規契約時と一緒ですが、PayPay銀行 カードローンの利用状況も審査対象になるという点は異なります。
新規契約時は申込者の年収や勤務先といった属性、そして信用情報が主な判断材料でした。しかし、増額の審査では、これまでのカードローン利用状況も強く影響するのです。
PayPay銀行に増額を認めてもらうためには、次のような点が重要になるでしょう。
PayPay銀行 カードローンの増額審査に通過するポイント
- PayPay銀行 カードローンの利用実績が良好である
- 他社のローン、クレジットカードでも返済に遅れがない
- 年収アップ、他社借入の減少などポジティブな変化がある
- PayPay銀行から増額案内を貰っている
増額できるかどうかは審査を受けないと分かりませんが、以上のポイントを目安にしてみてください。
PayPay銀行 カードローンの利用実績が良好である
前述の通り、増額を認めてもらうためには、それまでの利用実績が重要になります。具体的にいえば、「返済日に遅れたことがない」かです。
今よりも大きな金額を借りられるようにするわけですから、たくさん借りてもらえるというメリットだけでなく、銀行にとってはリスクもあります。
そのため、「増額してもしっかりと返済してくれるだろう」と信用できる人でないと、増額は認められません。
たとえ短期でもこれまでに返済遅れがあったなら、銀行は増額に対して慎重になるでしょう。
また、そもそも借り入れしていないという場合は、遅れがなくても評価には繋がりません。
ずっと借り入れがある状況でなくても良いので、お金を借りても、しっかりと返済してきたという積み重ねが利用実績になるのです。
その利用実績を積むという意味でも、審査を受けるのは1年程度経過してからが良いでしょう。
他社のローン、クレジットカードでも返済に遅れがない
増額の審査でも信用情報は確認されます。つまり、PayPay銀行 カードローンの利用状況に問題はなくても、他社のローンやクレジットカードの支払いに遅れが出ていると増額審査に影響するのです。
信用情報に登録される情報は削除されるまでに時間がかかるので、増額を検討している人はPayPay銀行 カードローンだけでなく、他社の支払いにも遅れないようにしましょう。
また、他社での利用状況のほか、信用情報を見ると他社借入が増えていないかなども分かります。
他社借入は返済能力の評価に関係するので、年収は横ばいなのに、他社借入が増加していると増額は厳しいと考えてください。
年収アップ、他社借入の減少などポジティブな変化がある
現在の限度額も審査によって決まったものです。そのため、その限度額を増額してもらうためには、何かしらの理由がないと難しいでしょう。
例えば、「年収が上がった」「他社借入を減らした」「正社員になった」などです。このようなポジティブな変化があると、増額審査は有利になります。
ただし、銀行では他社借入を含めた融資総額が年収の1/2超、または1/3超にならないように自主規制をしているといわれています。
年収の1/3までとするなら、年収450万円の人は最大でも150万円までになるのです。
ここでいう融資総額は無担保のカードローン、クレジットカードキャッシングなどの合計で、住宅ローンや自動車ローンは含みません。
利用実績を積むことで増額は期待できますが、どのくらいの限度額まで増額できるかは年収によるところが大きいと思ってください。
PayPay銀行から増額案内を貰っている
先ほどもふれましたが、PayPay銀行から増額を案内するメールが届くこともあります。
このメールは「利用実績がある」「返済に遅れたことがない」など一定の条件を満たすカードローン契約者に送られます。つまり、増額案内が届いたということは、審査に通る見込みがあるということです。
ただし、増額案内のメールは一定基準を満たす契約者に自動で送られているため、「増額の申し込みをしたら否決された!」なんてケースも少なくありません。
増額の審査を受けるのには良いタイミングですが、審査に通っているわけではないので注意しましょう。
以下の記事ではPayPay銀行 カードローンで増額審査を受けた人の口コミを紹介しています。「どんな人が増額審査に通ったのか?(落ちたのか?)」を知りたい人は、こちらも参考にしてください。
PayPay銀行 カードローンの口コミ!審査は厳しい?メリット・デメリットは?
PayPay銀行 カードローンの増額審査と信用情報・総量規制の関係
PayPay銀行 カードローンだけでなく、カードローンの限度額を増額するには審査を受けないといけません。
ここではPayPay銀行 カードローンの増額審査と信用情報および総量規制の関係についてまとめました。
増額審査でも信用情報の登録内容は確認される
PayPay銀行 カードローンの審査では信用情報が利用されますが、その点は増額審査においても同様です。
PayPay銀行は「株式会社日本信用情報機構(JICC)」に加盟しています。そして、JICCは「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」や「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」と提携しています。
個人の信用情報を照会することで、それらの信用情報機関に登録されている内容も分かり、「他社借入の残高」や「他社への返済状況」は増額審査の結果に関係してきます。
そのため、「返済の遅れているカードローンがあり、その延滞を解消するために限度額を増額したい」といったケースでは、審査に通らない可能性が高いです。
信用情報の登録内容に問題がある場合、新規で別のカードローンを契約するのも難しくなるので、延滞などの返済トラブルには注意してください。
銀行でも年収の1/3を超える借り入れは原則不可
消費者金融などのカードローンの場合、総量規制によって、原則として年収の1/3を超える借り入れはできません。総量規制は消費者金融などの貸金業者に適用されるルールで、返済能力を超えた過剰融資を防ぐのが目的です。
銀行は貸金業者に該当しませんが、銀行のカードローンであっても年収の1/3超を借りることはできないと思ってください。
銀行などの金融機関も過剰融資にならないように自主的な規制を行っていて、総量規制の基準である「年収の1/3まで」を意識しているケースが多いです。
法律による規制ではないものの、消費者金融や別の銀行のカードローン、クレジットカードキャッシングなどによる借り入れがある人は注意しましょう。
PayPay銀行 カードローンの増額審査にかかる時間
PayPay銀行 カードローンの新規契約時の仮審査は最短60分です。その後、本審査が実施されるため、大手消費者金融カードローンに比べて審査に時間はかかるものの、スピーディに融資を受けられます。
ただし、基本的にカードローンは新規契約よりも、増額の手続きに時間がかかりやすいです。
PayPay銀行 カードローンの場合、増額の完了は最短で申し込みの翌日になります。あくまでも最短でそれ以上の日数がかかることもあるため、PayPay銀行 カードローンの限度額を増額したい人は、できるだけ早めに申し込みを済ませてください。
PayPay銀行ローンセンターの営業は平日のみで、土・日・祝日、平日夕方以降は増額審査も進みません。
例えば、金曜日の夕方の申し込みだと、実際に審査が開始されるのは翌週月曜日です。カードローンの利用状況によっても審査時間は変わりますが、祝日などと重なり1週間に近い日数がかかることも考えられます。
増額審査で入力する情報は少ないものの、だからといって、審査も早くなるわけではないのです。
「1週間もかかったら間に合わない!」という場合は、即日融資もできる消費者金融のカードローンを新規契約した方が良いでしょう。

PayPay銀行 カードローンはWeb・アプリ完結で増額の手続きができるぞ。収入証明書については郵送で提出するのではなく、ローンアプリやPayPay銀行の公式HPからアップロードすると手続きがスピーディじゃ。
PayPay銀行 カードローンで増額審査を受けるときの注意点
PayPay銀行 カードローンの限度額を増額するメリットは十分にありますが、次のような注意点があることも知っておいてください。
PayPay銀行 カードローンで増額審査を受けるときの注意点
- 増額審査では在籍確認もある
- 増額審査では収入証明書を用意しておくと安心
- 審査結果によっては減額される可能性もある
- 転職直後の増額審査は特に厳しい
増額審査では在籍確認を行う場合がある
増額の審査は在籍確認が行われる場合もあります。
PayPay銀行の増額審査は「在籍確認が完了後、最短で翌日に増額完了」とされています。増額の申し込みをすると、利用状況や信用情報などが確認され、最後に勤務状況が変わっていないかも確認するということでしょう。
実は、すべてのカードローンが増額の審査でも在籍確認をしているわけではありません。
「勤務先が変更になっている場合」「前回の確認から年数が経過している場合」などはまた在籍確認の電話がかかってくることも多いですが、審査内容によっては在籍確認なしという金融機関もあるのです。
PayPay銀行 カードローンの場合は、登録されている職場に電話がかかってくるので、登録情報が最新かを確認しておいてください。登録されている連絡先や勤務先の情報が古いと、連絡が取れずに審査落ちする可能性もあります。

勤務先への電話連絡を避けたい場合は、原則、電話での在籍確認なしのカードローンを新規で契約するという方法もあるぞ。申込内容や提出書類で勤務先を確認してくれるため、どうしても必要なケース以外は電話連絡なしで審査を進めてくれるのじゃ。
増額審査では収入証明書を用意しておくと安心
PayPay銀行 カードローンの申し込みに本人確認書類は必須ですが、収入証明書については該当者のみ提出することになっています。そのため、新規契約時に収入証明書を提出しなかった人もいるでしょう。
ただし、増額審査においては収入証明書の提出を求められることが多いので、以下のいずれかの書類1点(証明年度が最新のもの)を用意しておくと良いです。
増額審査で利用できる収入証明書
給与所得者 | ・源泉徴収票 ・住民税課税決定通知書 ・住民税課税証明書 ・給与明細(最新3ヶ月のうちの1ヶ月分) |
---|---|
個人事業主 | ・確定申告書 ・納税証明書(その1、その2) ・住民税納税通知書 ・住民税課税証明書 |
基本的に50万円超の限度額を希望する場合は、収入証明書も必要になります。今の限度額を増額するとなると条件に当てはまるケースが多いでしょう。
増額審査の申し込み後、収入証明書が必要になる人へは別途連絡があります。
収入証明書の提出方法は「画像アップロード」もしくは「郵送」です。郵送には時間がかかるため、スマホなどのカメラで収入証明書を撮影して、その画像データをWeb・アプリの専用ページからアップロードするのがおすすめです。
すでにPayPay銀行のローンアプリを利用しているなら、アプリ経由でアップロードするのが簡単でしょう。撮影した収入証明書が不鮮明だったり、古かったりすると受け付けてもらえないので、「画像の文字ははっきりと読めるか?」「必要な箇所がすべて写っているか?」「現在の収入を証明する最新の書類か?」などを事前に確認しておいてください。
審査結果によっては減額される可能性もある
記事の前半でもいいましたが、増額審査では限度額が減らされてしまうリスクもあります。
増額審査は現在の返済能力に応じた限度額へ見直す手続きなので、新規契約時よりも返済能力が落ちていると限度額は減額されるでしょう。
返済能力が低下していると判断される主なケースは、「年収がダウンした」「他社借入が増えた」場合です。
増額審査を受けるタイミング次第では、限度額の減額により残っている借入枠も使えなくなります。
例えば、限度額100万円で、利用金額が80万円だとしましょう。増額審査を受けた結果、限度額が50万円になると残っていた20万円の枠も使えません。
限度額を超えた30万円分はこれまで通りのペースで返済していけますが、しばらくは追加借入できないので注意してください。

PayPay銀行に限らず、カードローン会社は定期的に利用限度額の見直しを行っているぞ。そのため、増額を申し込まなくても、信用情報の変化や取引状況に応じて減額されたり、新規借入ができなくなったりすることもあるのじゃ。常に適切な範囲での融資になるように、信用情報などを定期的に確認しているということじゃな。
転職直後の増額審査は特に厳しい
転職した直後に増額審査を受ける場合、転職する前よりも不利になるかもしれません。収入の安定性を判断するためには勤続年数も重要ですが、転職すると勤続年数はリセットされてしまいます。
特に転職によって年収が下がった人、正社員から非正規や自営業などに雇用形態が変化した人は要注意です。
また、転職したばかりだと、今の職場での収入証明書を用意できないケースもありますよね。そうなると50万円を超えるような限度額への増額は難しいでしょう。
働き始めたばかりのタイミングでのカードローン審査においてもいえることですが、年収に差がなくても、同じ職場で長く働いている人に比べて返済能力は低く評価されやすいです。
数ヶ月働いてから増額の審査を受ける、もしくは転職する前に増額しておくと良いと思います。
ただし、転職する前に増額審査を受けた方は、転職後に勤務先などの情報の修正を忘れずに行ってください。
PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちたらどうすれば良い?
増額にも審査があるので、否決されたり、希望する限度額に達しなかったりすることもあるでしょう。新規で契約するよりも、増額は厳しい傾向があり、審査に落ちてしまう人も多いです。
もしPayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちてしまったらどうすれば良いのでしょうか?
PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちたときの対処法は主に2つです。
PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちたときの対処法
- 期間を空けて、増額審査をもう一度受ける
- 増額を諦めて、別のカードローンの審査を受ける
どちらが良いかは人によって異なるので、それぞれの方法のメリットやデメリットなどについて以下で説明していきます。
増額の審査は複数回受けることも可能
増額の審査は1回しか受けられないわけではありません。一度審査に落ちてしまっても、再度申し込むことで増額が認められたケースもあるのです。
前述の通り、増額は審査を受けた時点での返済能力に応じて、限度額が見直されます。タイミングが変われば、収入や勤続年数、他社借入の状況などにも変化があるでしょう。
ただし、短期間に増額審査を何度も受けるのはNGです。返済能力に変化がなければ結果は一緒ですし、あまりにも短い期間に何度も申し込むのは印象も良くありません。
増額審査でも信用情報を照会され、その記録は6ヶ月間残ります。もし再チャレンジするなら、前回の記録が信用情報から消える半年後が1つの目安になるでしょう。
すぐにお金を借りる必要がない人、金利の引き下げを狙っている人にはこの方法がおすすめです。
すぐに借りるなら別のカードローンがおすすめ
一方で、限度額いっぱいまで借りている人、すぐにでも追加借入をしたい人は、別のカードローンに申し込んでください。
一から申し込みをする手間はかかるものの、期間を空けて増額の審査に再申し込みするよりも、ずっと早く借り入れできるでしょう。
スピードを優先するのであれば消費者金融がおすすめですが、この機会に低金利なカードローンへ乗り換えたい場合は別の銀行カードローンも検討してみてください。
無利息期間・即日融資がメリットの消費者金融
スピード重視の方には大手消費者金融のカードローンがおすすめです。消費者金融は最短即日融資も可能で、スムーズに手続きが進めば契約を30分以内に済ませることもできます。
そのため、「増額審査はダメだったけど、今日中にお金を借りたい」などの緊急性の高いケースに消費者金融カードローンは向いています。
また、「新規契約者向けの無利息期間がある商品も多い」「銀行口座を開設する必要がない」「原則、電話での在籍確認なし」「カードレスで契約できる」なども大手消費者金融を選ぶメリットです。
特に無利息期間が適用されるというメリットは大きいので、利息の負担を軽減したい人は、以下のような消費者金融カードローンを選びましょう。
おすすめ消費者金融カードローン
消費者金融 | 金利(実質年率) | 限度額 |
---|---|---|
プロミス※1 | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 |
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 |
アイフル | 3.0%〜18.0% | 1万円~800万円 |
レイク※1 | 4.5%~18.0% | 1万円~500万円 |
※ 審査結果は、申し込みの曜日、時間帯によっては翌営業日以降の連絡となります。
※1 「30日間無利息サービス」は、はじめてプロミスを利用する方のうち、メールアドレスの登録+Web明細の利用を行う方が対象です。
※2 365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。
金利面でメリットがある銀行カードローン
PayPay銀行 カードローンの金利は年1.59%〜18.0%で、契約の限度額に応じて適用される利率も変わる仕組みになっています。
PayPay銀行 カードローンの限度額が100万円未満の場合、適用利率は年18.0%であり、100万円〜150万円未満になると年15.0%に下がります。
一方、都市銀行やほかのネット銀行カードローンには、商品の上限金利が年15.0%以下という商品も多いです。
大きな限度額で契約することができなくても、上限金利が低く設定されているカードローンであれば、今よりも低い金利で借りることができるでしょう。
例えば、楽天銀行スーパーローンの金利は年1.9%~14.5%です。限度額200万円までの金利をPayPay銀行 カードローンと比較すると、次の表のようになります。
PayPay銀行 カードローンと楽天銀行スーパーローンの金利比較
PayPay銀行 カードローン | 楽天銀行スーパーローン | |
---|---|---|
100万円未満 | 年18.0% | 年14.5% |
100万円以上150万円未満 | 年15.0% | 年6.6%~14.5% |
150万円以上200万円未満 | 年12.0% |
限度額150万円未満なら楽天銀行スーパーローンに分がありますよね。150万円以上になると審査結果にもよりますが、金利面を重視するなら楽天銀行スーパーローンを新規契約した方が得でしょう。
楽天銀行スーパーローンの契約に楽天銀行の口座は不要なので、すぐにカードローンだけを申し込めます。
消費者金融カードローンに比べて審査に時間がかかる点はデメリットですが、金利重視の人は銀行カードローンを選んでください。
PayPay銀行 カードローンの利用限度額・増額に関するよくある質問
PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちやすい人の特徴とは?
PayPay銀行 カードローンの限度額の増額には審査があります。
必ずしも増額が認められるわけではなく、「限度額が変わらない」「限度額が下がる」こともあるので注意してください。(※ 増額不可と判断されたケースでも、翌月20日以降に増額可能となる場合があります。)
PayPay銀行 カードローンの増額審査に落ちやすい人
- 返済能力に変化がない、もしくは返済能力が以前よりも落ちている
- 信用情報が悪化している
- PayPay銀行 カードローンの十分な利用実績がない
- PayPay銀行 カードローンの返済に遅れたことがある
- 登録されている会員情報や申告内容に誤りがある
- 収入証明書などの必要書類を提出できない
例えば、「以前よりも年収が減少している」「契約時よりも他社借入金額が増えている」「正社員からパート・アルバイト、個人事業主に変わった」などのケースは、返済能力が落ちていると判断されやすいです。
また、増額審査でも信用情報はチェックするため、他社のカードローンやクレジットカードの延滞なども影響しますし、契約直後など PayPay銀行 カードローンの十分な利用実績がないタイミングの増額も認められにくいでしょう。
以上のような特徴に該当する人は、よく検討したうえで、増額の審査を受けるようにしてください。
PayPay銀行 カードローンの限度額を増額すると返済額は変わる?
PayPay銀行 カードローンには「ゆとりコース」「標準コース(A)」「標準コース(B)」の3種類の返済方式があります。
返済方式によって月々の返済額の設定は異なりますが、どのコースでも、約定返済日前日の最終借入残高によって返済額が決定される仕組みになっています。
そのため、利用限度額を増額しただけで返済額が変わることはありません。
増額後、追加借入を行うことで基準日の最終借入残高が変更になった場合は、その残高に応じた返済額が PayPay銀行の普通預金口座から引き落とされることになります。
実際の返済額については PayPay銀行のローンアプリなどで確認可能です。
PayPay銀行 カードローンの返済については以下の記事で解説しているので、詳しくはそちらを確認してください。
PayPay銀行 カードローンの返済方法や最低返済額について
PayPay銀行 カードローンの増額審査で減額になった場合、すぐに返済しないといけない?
PayPay銀行 カードローンに限らず、増額申請の審査結果によっては今の利用限度額から減額されてしまうケースもあります。
例えば、以前よりも「年収が下がっている」「他社借入が増えている」といったケースでは、限度額の減額も十分に考えられます。
ただし、審査の結果、減額になった場合も、すぐに返済を求められることはありません。
利用限度額が100万円で、増額審査を受けた結果、90万円に変更されたとします。
このとき、利用残高が100万円なら、限度額を10万円分超えていることになりますが、返済についてはこれまでどおりで大丈夫です。
利用残高が利用限度額を下回るまで追加借入はできないものの、返済が進み、利用可能枠に余裕ができればまた借り入れできますし、タイミングを見計らって再度増額審査を受けることもできます。
【まとめ】PayPay銀行 カードローンの増額はネットでカンタン申し込み!すぐ・お得に借りるなら他社も検討しよう
PayPay銀行 カードローンの限度額を増額したい場合、「Web」もしくは「ローンアプリ」から増額の申し込みをしてください。
審査内容によっては収入証明書も必要になりますが、書類提出もWeb・アプリから行えるようになっています。PayPay銀行 カードローンは早ければ申し込みの翌日(※1)に増額可能で、手続き完了後、すぐにお金を借りられます。
限度額の増額によって金利が下がることもありますし、借入件数が増えないというのもメリットです。
その一方で、増額の審査は甘くなく、返済能力が落ちている場合は、限度額が減額されるリスクもあるので注意しましょう。「以前よりも収入が減った」「他社借入の金額・件数が増えた」「新規契約から十分な期間が経過していない」というケースは、限度額の増額が認められづらいです。
増額審査に落ちてしまった人や増額が難しそうな人、今の限度額への影響が心配な人は、別のカードローンの新規契約も検討しましょう。
例えば、「即日融資(※2)を受けたい」「無利息期間を利用したい」「郵送物の受け取りや勤務先への電話連絡(※3)なしで契約したい」という人には大手消費者金融のカードローン、「今よりも低い金利のカードローンを探している」という人には銀行カードローンがおすすめです。
カードローンによってメリット・デメリットが異なるので、自身のニーズにあった商品を選びましょう。
※1 増額の手続きには時間がかかる場合もあります。時間に余裕を持って手続きしてください。
※2 カードローンの契約には審査があります。申し込みの時間帯などによっては翌営業日以降の審査結果回答になります。
※3 審査の結果、電話で在籍確認を行う場合もあります。
※ 貸付条件
アイフルの貸付条件:商号 アイフル株式会社/貸金業登録番号 近畿財務局長(14)第00218号/貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)/遅延損害金 20.0%(実質年率)/利用限度額 800万円以内(要審査)/返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式/返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)/担保・連帯保証人 不要
レイクの無利息について:365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。365日間無利息・60日間無利息共通:無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。