SMBCモビットの返済方法

SMBCモビットには様々な返済方法が用意されているため、自分で都合の良い方法でお金を返すことができます。

また、返済する金額も、最低返済額以上であれば好きな額の入金が可能です。

余裕のないときは最低返済額だけを支払い、上手く節約できた月やボーナスの支給月は多めに支払いをすると良いでしょう。

この記事では、SMBCモビットの返済方法やいつ、いくら返済すれば良いのかについて説明していきます。

上手にカードローンの返済を行うポイントや、どうしてもお金が用意できないときの対処法についてもあわせて紹介するので、SMBCモビットでお金を借りる方はぜひ参考にしてください。

SMBCモビットの返済方法

SMBCモビットには、大きく分けて次の4つの返済方法があります。

SMBCモビットの返済方法

  • 提携ATMでの返済
  • コンビニでの返済
  • 口座振替での返済
  • 銀行振込での返済

基本的には、都合の良い方法を自由に選択できますが、SMBCモビットの「WEB完結申込」をしようと思っている人は注意が必要です。

WEB完結申込は、申し込みだけでなく、借り入れや返済もすべてインターネット上で手続きできる申込方法です。

契約手続きをするにあたって本人確認の電話・勤め先への電話連絡、および郵送物はありませんが、契約時に返済方法を「口座振替」にする必要があります。

他の返済方法と併用することは可能ですが、毎月の最低返済額は口座から引き落とされるので覚えておきましょう。

一方、SMBCモビットで「カード申込」をした方は、完全自由に返済方法を選べます。

SMBCモビットの申込み種類ごとの返済方法

手軽なのはローンカードを使って提携ATMから返済する方法ですが、返済方法によってメリット、デメリットが異なるので、よく比較してから選ぶようにしてください。

SMBCモビットの返済方法の比較

返済方法 手数料無料 24時間 来店不要 土日・祝日
ATM ※1 三井住友銀行ATM × ×
その他の提携ATM × ×
コンビニ ※2 ×
口座振替
銀行振込 ※3 × × × ×

※1 ATMは設置場所によって営業時間が異なります。

※2 コンビニのマルチメディア端末は、取引先の金融機関によって利用できる時間が異なります。

※3 ネットバンキングを利用した銀行振込であれば、24時間、来店不要で手続きできます。

返済方法を決めるときに何を重視するかは人によって異なりますが、まずは手数料をチェックしてください。

カードローンは毎月の返済負担が小さい分、数ヶ月、数年に渡って支払いをすることもあります。毎月数百円の手数料でも、それが長期に渡ると無視できない額になってしまいます。

それぞれの返済方法のメリット、デメリットについても説明していくので、その点も踏まえて返済方法を決めましょう。

提携ATMでの返済

SMBCモビットには自社のATMというものはないですが、コンビニや銀行などの提携ATMを利用して返済できます。

契約後に発行されるローンカードをATMに挿入して、画面の指示に従って操作、入金するだけなので、もっとも手軽で分かりやすい返済方法です。

ただし、SMBCモビットでは三井住友銀行ATMのみ手数料無料で、それ以外の提携ATMは借り入れ、返済ともに手数料がかかるので注意してください。

SMBCモビットのATM手数料

提携ATM 1万円以下の取引 1万円を超える取引
三井住友銀行ATM 無料 無料
その他の提携ATM 110円 220円

自宅や職場の近くにあるなら、手数料のかからない三井住友銀行ATMで返済することをおすすめします。

三井住友銀行ATMが近くにない方、利用時間を過ぎてしまった方はコンビニの提携ATMが便利です。

店舗によって利用時間は異なりますが、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMなら24時間利用できることが多いでしょう。

三井住友銀行ATMは手数料が無料

三井住友銀行ATMは手数料が無料なのがメリットですが、コンビニなどの提携ATMと違い24時間営業ではない店舗も多いです。

また、日曜日は他の曜日よりも利用時間が短いというケースもあるので、ATMへ向かう前に調べておきましょう。ATMの設置場所、営業時間などは三井住友銀行の公式サイトで検索してください。

SMBCモビットの返済を三井住友銀行ATMで行う場合には、以下の手順で操作します。

三井住友銀行ATMで返済する流れはここをクリック!
  • 「その他のお取り引き」を選択する

    三井住友銀行ATMのトップ画面で「その他のお取り引き」を選択しましょう。

  • 「クレジットカード」を選択する

    その他の取引一覧が表示されるので、その中から「クレジットカード」を選び、モビットカードを三井住友銀行ATMに挿入します。

  • 「ご返済」を選択する

    表示される取引内容の中から「ご返済」を選択してください。
    その後、手数料に関する注意事項が表示されるので、目を通してから「確認」を押します。

  • 暗証番号を入力する

    暗証番号の入力を求められるので、契約時に決めた数字4桁の暗証番号を入力します。

  • 返済したい金額を入力する

    返済したい金額をATMに入力してください。
    金額は千円単位での入力ができるため、1万円札を投入しておつりを受け取ることも可能です。

  • 紙幣を投入する

    最後に、紙幣を投入して返済手続きを行います。
    投入した金額、返済する金額などが表示されるので、間違いがないかを確かめた上で「確認」を押してください。
    忘れずにカード、明細などを受け取りましょう。

その他の提携ATMは手数料がかかるので注意

SMBCモビットを三井住友銀行ATM以外で利用する場合には、手数料がかかるので注意が必要です。

提携ATMは非常に多いので「近くに利用できるATMがない!」と困ることはありませんが、利用する度に手数料がかかっていることを忘れないようにしましょう。

SMBCモビットの返済ができる主な提携ATMは次の通りです。

SMBCモビットが利用できる提携ATM

  • 三菱UFJ銀行
  • イオン銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • イーネット
  • プロミス
  • セゾンカード
  • ゆうちょ銀行

などなど

以上の提携金融機関のATMならSMBCモビットの返済ができます。提携ATMはまだまだありますが、中には借り入れのみで、返済ができない金融機関もあるので注意してください。

提携ATMの操作手順は金融機関によって異なりますが、今回は「三菱UFJ銀行ATM」「セブン銀行ATM」を例として紹介します。

三菱UFJ銀行ATMで返済する流れはここをクリック!
  • 「クレジットカード」を選択する

    三菱UFJ銀行ATMのトップ画面で「クレジットカード」を選択します。
    その後、モビットカードをATMに挿入してください。

  • 「ご返済」を選択して、暗証番号を入力する

    取引内容が表示されるので「ご返済」を選択しましょう。
    次に、暗証番号をATMに入力していきます。

  • 「カードローン(リボ返済)」を選択する

    お引出区分選択というメニューが表示されるので、「カードローン(リボ返済)」を選びます。

  • 入金するお金の種類を選択する

    ATMに入金するお金の種類を「紙幣のみ」「紙幣と硬貨」「硬貨のみ」の3つの中から選択します。

  • 返済したい金額を入力する

    ATMに入金したお金の全額を返済に回す場合には「確認」、入金額の一部を返済に回す場合には「一部入金」を押します。
    「一部入金」を押した場合には、返済したい金額を入力した後で「確認」を押してください。
    最後に、カード、明細などを受け取って返済完了です。

セブン銀行ATMで返済(スマホATM取引)する流れはここをクリック!
セブン銀行ATMではローンカードを使った取り引き以外にも、スマホATM取引が可能です。
WEB完結申込をした方にはカードが発行されないため、口座振替に加えて、ATM返済も行いたいというときは、以下の手順でATMとスマホを操作してください。

  • SMBCモビット公式スマホアプリをダウンロードする

    事前準備としてSMBCモビットの公式スマホアプリをダウンロード(無料)します。
    iPhoneを使っている方はApp Store、Android端末を使っている方はGoogle Playからダウンロードしてください。

  • 会員情報でログインする

    アプリをダウンロードしたら会員情報を入力してログインします。
    ログインするには①ユーザーID、インターネットパスワード、生年月日、または②カード番号(振込キャッシング番号)、暗証番号、生年月日の組み合わせのどちらかが必要です。
    セブンイレブンへ向かう前にログインしておきましょう。

  • 「ご入金(返済)」を選択する

    アプリにログインすると、トップ画面に「ご返済(入金)」というメニューが表示されます。
    返済する場合には、ここをタップしてください。

  • 「ご入金可能額」を確認する

    入金できる金額が表示されるので確認して、「次へ」をタップします。
    するとアプリの画面がカメラへと切り替わります。

  • ATM画面の「スマートフォン・出金・入金」を選択する

    セブン銀行ATMのトップ画面で「スマートフォン・出金・入金」を選択すると、ATMの画面にQRコードが表示されます。

  • QRコードをアプリで読み取る

    ATM画面に表示されたQRコードをアプリのカメラで読み取ってください。
    読み取りが完了すると、スマホに企業番号(数字4桁)が表示されます。

  • 企業番号をATMに入力する

    スマホに表示された企業番号をATMに入力していきます。

  • 紙幣を投入する

    あとは通常のATM操作と同じ流れになります。
    返済したい金額の紙幣を投入して、最後に明細を受け取ってください。

コンビニATMでの返済

SMBCモビットはセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、イーネットといったコンビニの提携ATMも利用できますが、それとは別にコンビニのマルチメディア端末を使っての返済もできます。

SMBCモビットの返済ができるマルチメディア端末は「ファミリーマートのFamiポート」です。

以下の手順で端末を操作して、発券した申込券を持ってレジへ向かいましょう。

Famiポートの操作手順はここをクリック!
  • 「金融サービス」を選択する

    Famiポートのトップ画面で「金融サービス」のメニューにタッチします。

  • 利用企業(SMBCモビット)を選択する

    利用できる企業の一覧が表示されるので、SMBCモビットを選択してください。
    その後、モビットカードをマルチメディア端末に挿入し、暗証番号を入力します。

  • 返済したい金額を入力する

    返済したい金額をFamiポートに入力して、取引内容を確認します。

  • 「Famiポート申込券」をレジへ持っていく

    「Famiポート申込券」が発券されます。
    その券を持って、30分以内にレジで支払いを行なってください。
    支払いを行なった後に、「お客様控え」を受け取りましょう。

マルチメディア端末で行えるのは返済のみで、借り入れはできません。そのため、借り入れをする場合には提携ATMを利用してください。

また、マルチメディア端末から返済をすれば手数料は無料です。同じコンビニでも提携ATMよりも、マルチメディア端末から返済する方が良いでしょう。

口座振替での返済

SMBCモビットは事前に登録をしておくことで、返済日に必要な金額を指定口座から引き落としで返済することができます。

口座振替なら返済を忘れるという心配もなく、手数料もかかりません。

ただし、他社の消費者金融と違い利用できる金融機関の種類がかなり限られています。

SMBCモビットの口座振替ができるのは全32の銀行です。

口座振替ができる金融機関例

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行など(※詳しくはHPをご確認ください)

メガバンクとゆうちょ銀行を利用できるため口座を持っていないという方は少ないと思いますが、ネットバンクや地方銀行をメインバンクとしている方は注意しましょう。

契約時に口座振替を登録しなかった人は、会員専用サービス「Myモビ」、またはスマホアプリから登録をしてください。

サービスにログイン後、「返済方法変更・返済時の振替口座変更」から引き落とし先の設定をしていきます。

口座からの引き落としが完了すると、通帳には「カ)SMBCM」名義で出金が記録されます。

口座振替をやめて他の方法で返済したい場合には、同じように「返済方法変更・返済時の振替口座変更」、もしくは「返済方法を変更する」のメニューから引き落としの解除を行いましょう。

銀行振込での返済

銀行振込であれば、自分名義の金融機関から返済を行えます。

口座振替と違って金融機関に制限はないものの、振り込みにかかる手数料は利用者負担なので注意が必要です。

銀行振込で返済したい方は、利用者一人ひとりに割り当てられた返済専用口座へ入金します。

はじめて銀行振込で返済する場合にはMyモビの「振込返済口座照会」、2回目以降の返済は「利用状況照会」で振込先を調べてください。

銀行振込では提携ATMや口座振替とは異なり1円単位での入金が可能です。

ただし、振込手続きをする時間帯によっては、実際に入金が行われるのが翌営業日になるケースもあります。

そのため、返済期日ギリギリでの銀行振込は避けた方が良いでしょう。

また、インターネットバンキングで銀行振込を行うこともできます。Myモビにログイン後、「振込返済口座照会」から手続きを進めてください。

SMBCモビットの最低返済額はいくら?

SMBCモビットでは最低返済金額が決められており、毎月の返済はその額以上であれば自由に設定できます。

口座振替で返済する場合には、最低返済額が自動的に引き落とされます。

それ以外の方法で返済する方は、Myモビや利用明細書で次回の返済額を確認した上で、いくらの入金が必要なのかを調べてください。

最低返済額は借入残高によって異なりますが、SMBCモビットの最低返済額は4,000円からです。

最低返済額は最終借入後の残高で変動する

SMBCモビットの返済方式は、「借入後残高スライド元利定額返済方式」です。

長くて分かりにくいですが、月々の最低返済額が最終借入後の残高によって変動(スライド)していくカードローンでは一般的な返済方法です。

例えば、最終借入後の残高が10万円なら月4,000円の返済ですが、追加で1万円を借りると毎月の返済額は8,000円へ増えます。

借入後残高スライドの仕組み

また、決められた返済額の中に元金も利息も含まれるため、毎月の返済額が分かりやすい点もメリットです。

返済額を決める基準は最終借入後の残高で、借り入れを行わないと返済額は変わらないので注意してください。

もし最終借入後の残高が11万円なら、月8,000円から返済が開始されます。

そのまま返済を続けて、借入残高が10万円以下になったとしても、借り入れをしていないなら最終借入後残高は11万円のままで、返済額も変動しません。

借入残高ごとの最低返済額表

SMBCモビットの毎月の返済額は、最終借入後の残高に応じて以下のように決められています。

SMBCモビットの最低返済額表

最終借入後の残高 毎月の最低返済額
10万円以下 4,000円
10万円超、20万円以下 8,000円
20万円超、30万円以下 11,000円
30万円超、40万円以下 11,000円
40万円超、50万円以下 13,000円
50万円超、60万円以下 16,000円
60万円超、70万円以下 18,000円
70万円超、80万円以下 21,000円
80万円超、90万円以下 24,000円
90万円超、100万円以下 26,000円
100万円超 残高20万円増加ごとに、4,000円を追加

表のように借入残高が増えると、毎月の最低返済額も少しずつ増していきます。

カードローンは限度額の範囲内であれば追加借入ができるため、借りる前にしっかりと返済額を確認するようにしましょう。

また、あくまでも最低返済額なので、お金に余裕があるときはそれ以上の額を返済することをおすすめします。

毎月の返済額が少ないということは、それだけ残高が減っていくスピードが遅くなり、利息がたくさん発生してしまうということです。

次の章で借りたお金を最低返済額で完済するケースをシミュレーションしているので参考にしてみてください。

SMBCモビットを最低返済額で完済するケースのシミュレーション

最低返済額だけの支払いでは、なかなか元金が減らずに、完済するまでにたくさんの利息を支払うことになります。

延滞してしまうよりは良いですが、返済総額はいくらなのか、どのくらい利息が発生するのかを確認してみてください。

最低返済額で完済した場合の利息と返済期間

借入金額 最低返済額 返済回数 返済総額
(利息の合計)
5万円 4,000円 14回 55,778円
(5,778円)
10万円 4,000円 32回 126,260円
(26,260円)
20万円 8,000円 32回 252,540円
(52,540円)
30万円 11,000円 36回 388,683円
(88,683円)
50万円 13,000円 58回 751,057円
(251,057円)
100万円 26,000円 53回 1,371,743円
(371,743円)

※ SMBCモビットの返済シミュレーションによって算出した参考値です。実際の金額、回数とは異なる場合があります。

※ 借入金額が100万円の場合には金利15.0%(実質年率)、それ以外の場合には金利18.0%(実質年率)で計算しています。

上記は追加借入をせずに、最初に借りたお金を最低返済額で完済するというケースを想定しています。

そのため、途中で借り入れをする場合には、表の利息額、返済回数よりも増えてしまうので注意してください。

追加借入をしなければSMBCモビットの最低返済額は月4,000円のように固定なので、返済計画も立てやすいでしょう。

ただし、返済の最終回のみ端数の調整で中途半端な数字になるケースがほとんどです。

例えば、5万円を最低返済額で完済する場合、返済13回目までは月4,000円の支払いですが、最終回である14回目のみ3,778円の支払いになります。

表を見ると分かりますが、5万円など少額の借り入れであれば、最低返済額で返済していっても利息はおよそ6,000円で済みます。

しかし、借入金額が10万円、20万円と増えていくと、利息も数万円規模になってしまいます。

借りる金額が大きい場合ほど、返済計画をしっかりと立て、完済するのにどのくらいの期間がかかるのか、利息の負担はいくらになるのかを調べておきましょう。

SMBCモビットの公式サイトでは返済シミュレーションができます。

ここで紹介したように返済回数や返済額を自分の指定した条件でシミュレーションできるので、お金を借りる前、返済計画を立て直す際にはぜひ活用してください。

SMBCモビットの返済日はいつ?

先ほど説明した最低返済額は月に1回支払います。

これを約定返済といい、契約時に決めた返済日(約定返済日)までに支払わないといけません。

SMBCモビットでは、5日、15日、25日、末日のいずれかを返済日に指定できます。(※ 選択した日が土日・祝日にあたる月は、翌営業日が返済日になります。)

「返済日を忘れてしまいそう…」という方は、口座振替を利用するか、返済日のメール通知サービスを登録しておくと良いでしょう。

口座振替なら返済日に自動で引き落としをしてくれるため、残高さえ管理できていれば延滞するリスクはないです。返済日の前日までにお金を用意しておきましょう。

返済日の通知メールは、Myモビにログイン後、登録内容変更で「支払期日案内メール」へと進み登録をしてください。

また、契約時に決めた返済日を途中で変更したいときは、Myモビの「約定支払日変更」から手続きができます。

カードローンの利用中に転職をして、給料日が変わったというときは、それに合わせて返済日を変えても良いでしょう。

ただし、返済日を変更するためには、その時点での利息の清算が必要なケースもあります。

詳しくは、SMBCモビットのコールセンターで確認するようにしてください。

SMBCモビットの返済期間と返済日が繰り越されるケース

口座振替の方は自動的に返済が行われるので気にする必要はありませんが、提携ATMなどから返済する方は返済期間についても押さえておきましょう。

返済日を5日に指定している方は、毎月5日にしか返済できないというわけではありません。

前回の約定返済日の翌日から当月の約定返済日までが返済期間なので、その間に決められた額以上を入金してください。

返済方法ごとの返済期間

返済方法 返済期間
ATMなど 前回の約定返済日の翌日から当月の約定返済日までが返済期間です。
その間であれば、好きなときに支払いをして構いません。
口座振替 契約時に決めた指定日(5日・15日・25日・末日)に引き落としが実行されます。
原則、引き落とし日の前日までに、口座にお金を用意しておきましょう。

金融機関の休業日と重なる場合を除けば、SMBCモビットの返済日は毎月固定なので覚えやすいですね。

返済期間中ならいつ支払いを行なっても大丈夫ですが、返済日が繰り越されるのは1回までです。

例として、約定返済日が5日の場合を考えてみましょう。

SMBCモビットの返済期間の仕組み

9月6日~10月5日までが返済期間だと、どんなに遅くても10月5日までに支払いをする必要があります。

もし9月10日に支払いを済ませたなら、10月5日の返済日は繰り越されて、次回の約定返済日は11月5日になります。

しかし、9月10日に支払いをした後、10月1日にまた支払ったとしても、約定返済日がそれ以上繰り越されるということはないのです。

その場合は、9月6日~10月5日の約定返済に対する追加返済という扱いになります。

返済をしたのが10月6日であったなら、11月5日の返済日が繰り越されることになるので、追加で支払うときは返済期間をしっかりと確認しましょう。

また、口座振替を選択している人は、口座振替以外での返済はすべて追加返済となり、追加返済をしても引き落としは実行されるので注意してください。

SMBCモビットの初回返済日の決まり方

SMBCモビットの契約後に初回借入をする方、残高がない状態で借り入れを再開する方は、選んだ約定返済日とお金を借りた日によって初回の返済日が異なるので注意が必要です。

SMBCモビットの初回返済日

約定返済日 借入日 初回返済日
毎月5日 1日~19日 借入日の翌月の約定返済日
20日~末日 借入日の翌々月の約定返済日
毎月15日 1日~末日 借入日の翌月の約定返済日
毎月25日 1日~9日 借入日の同月の約定返済日
10日~末日 借入日の翌月の約定返済日
毎月末日 1日~14日 借入日の同月の約定返済日
15日~末日 借入日の翌月の約定返済日

指定した返済日次第で、初回返済日までが短めだったり、長めだったりします。

人によっては、借り入れから2週間程度で1回目の返済日を迎えることもあるのです。

自身の初回返済日がいつなのかは、Myモビの「契約内容照会」で次回の返済日を確認すれば分かります。

公式スマホアプリからの確認もできるので、スマホを持っている方はアプリを使うと便利でしょう。

SMBCモビットを上手に返済するコツ

SMBCモビットで借りたお金を上手に返済していくためには、次の3つのコツを押さえておきましょう。

SMBCモビットを上手に返済するコツ

  • 返済期日の前に繰り上げ返済を行う
  • 一括返済で借り入れを完済する
  • 手数料無料の返済方法を選ぶ

借りた金額が大きいほど、利息の負担も大きくなりやすいです。
しかし、返済を工夫することによって、負担を軽減することはできます。

上手に返済するコツについて詳しく説明していくので、SMBCモビットで借り入れをしたらぜひ試してみてください。

返済期日の前に繰り上げ返済を行う

先ほども説明した通り、SMBCモビットでは指定期日の前に支払いを済ませる繰り上げ返済ができます。

借りたお金に対して発生する利息は1日ごとに加算されていくので、繰り上げ返済をすることで効率的に残高を減らせるのです。

また、最低返済額の支払いとは別に行う追加返済にも、繰り上げ返済と同じ効果があります。

SMBCモビットで決められているのは最低返済額なので、お金に余裕があるときは少しでも多めに返済していきましょう。

一括返済で借り入れを完済する

SMBCモビットはいつでも好きなタイミングで借入残高の一括返済ができます。

自動車ローンや住宅ローンのようにあらかじめ返済回数が決められていたり、一括返済をするのに手数料がかかったりはしません。

そのため、完済の目処が立った方は、そのまま最低返済額で支払いを続けるのではなく、いっきに全額を返してしまいましょう。

ただ、利息は日割りで加算されていくため、いつ完済するのかによって必要な金額が違ってきます。

一括返済でいくら必要なのかは、Myモビにログイン後に「一括返済シミュレーション」で調べてください。

一括返済予定日の返済金額を算出することが可能です。

また、提携ATMなど千円単位での入金しかできない場合には、預かり金(仮受金)が発生することがあります。

例えば、一括返済に必要な金額が8,600円でATMに9,000円を投入したとします。

この場合、400円の差額が預かり金となり、次回以降の借り入れと相殺されるか、銀行振込によって返金されるのです。

SMBCモビットの返済時に発生した預り金の使いみち

ATMの利用など手数料がかかる場合には、その額を差し引いて預かり金が算出されます。

しばらく借り入れの予定がなく、預かり金を発生させたくない方は、銀行振込などの1円単位で支払いができる返済方法で完済すると良いでしょう。

手数料無料の返済方法を選ぶ

SMBCモビットには、手数料が有料の返済方法もあるので、できるだけ手数料のかからない方法で返済をするようにしてください。

WEB完結申込をした方は口座振替になるので気にする必要はないですが、毎月の返済をATMで行うなら三井住友銀行ATMを利用しましょう。

もしくは、コンビニのマルチメディア端末を使っての返済でも手数料はかかりません。

先ほど、借入金を最低返済額で完済するケースをシミュレーションしましたが、完済するまでに数十回もの返済回数を要します。

その度にATM手数料を負担するのはもったいないですよね。

追加返済をするときも手数がかかっては、返済に充当される金額が減ってしまいます。

毎月の返済は口座振替で行い、多めに返済したいときは手数料のかからない三井住友銀行ATM、またはコンビニのマルチメディア端末で追加返済をするなどの工夫をしてみてください。

SMBCモビットで返済期日までにお金が準備できない場合の対処法

最低返済額での支払いなら毎月の負担は小さいですが、出費が重なりお金を準備できなかったり、うっかり返済日を過ぎてしまったりということもあると思います。

1日でも返済予定日を過ぎれば延滞になり、SMBCモビットから返済確認の連絡が来るケースもあります。

いつ連絡が来るかはケースバイケースですが、延滞中は遅延利率20.0%(実質年率)が適用されるため、すぐに必要な額の支払いをしてください。

口座振替で残高不足だった方は再振替がされないので、提携ATMなどの別の方法での入金が必要です。

また、お金がなくてすぐに支払いできない場合には、次のどちらかの対処法を取りましょう。

返済期日に遅れる場合の対処法

  • Myモビ・公式アプリでお支払予定日を登録する
  • モビットコールセンターへ電話をする

Myモビ・公式アプリでお支払予定日を登録する

まだ返済期日を過ぎていないという方はMyモビ、または公式スマホアプリから支払予定日を登録しましょう。

いつ返済できるのかをオペレーターと話すことなく、SMBCモビットへ24時間いつでも連絡できます。
予定日を登録した場合には、この日を過ぎるまでは電話や郵送物での連絡はありません。

ただし、返済日を過ぎている場合、頻繁に延滞しているなど取引状況が悪い場合には、Myモビ、アプリでの予定日登録ができないケースもあります。

モビットコールセンターへ電話をする

Myモビ、アプリから支払予定日を登録できない場合には、モビットコールセンターへ電話してください。

コールセンターでは返済に関する相談を受け付けているので、返済期日に遅れそうなことを伝えましょう。
その後、いつ、いくらの返済ならできるのかなどを聞かれることになります。

返済の相談はしにくいかもしれませんが、SMBCモビットからの連絡を待つのではなく、自分から連絡をした方が印象は良いです。

早めに相談をして、状況を悪化させないようにしてください。

モビットコールセンター(0120-24-7217)の受付時間は9:00~18:00です。

【まとめ】SMBCモビットの返済は月4,000円から!返済方法を工夫して利息・手数料を節約しよう

SMBCモビットは借入残高によって最低返済額が決まりますが、10万円以下だと月4,000円からなので負担は小さいです。

ただ、毎月の負担が小さいということは、それだけ完済するのに時間がかかるということでもあります。

借入期間が長くなると利息が増えて損なので、余裕がある月は繰り上げ返済、追加返済で効率的に残高を減らしていきましょう。

SMBCモビットの返済方法は、提携ATM、コンビニのマルチメディア端末、口座振替、銀行振込の4種類でしたね。

この中で手数料が無料なのは三井住友銀行ATM、マルチメディア端末、口座振替です。

毎回自分で返済しなくて良いことを考えると口座振替の登録を行なった上で、多めに支払うときには三井住友銀行ATM、マルチメディア端末を併用するのが便利だと思います。

方法を工夫してSMBCモビットの返済を上手に行なってください。

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